• 2008.02.14 Thursday
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気になってはいましたが。
オバマ=小浜。
というわけで,福井県小浜市の人々が,オバマ候補を「勝手に応援」しているらしい。
英語の記事だと「勝手に」がvoluntaryと訳されています。
なんか,勝手にっていうことばのノリが伝わらないなあ。

↓こちらはABCの記事。

http://www.abcnews.go.com/International/story?id=4261093&page=1


しかしまあ,異国の大統領選でこんなに盛り上がるのも不思議な感じがします。米大統領選のニュースも興味深くはありますが,国内でもいろいろな問題が起きていることですし(気になるのは,沖縄,岩国…)バランスのよい報道を期待したいです。
盗まれた世代
オーストラリアのラッド首相が、議会でアボリジニに歴史的謝罪。
これはすごいことかもしれない,と思います。

20世紀初頭から1970年代にかけて,オーストラリア政府は,白人社会との同化を目的にアボリジニの子どもを親から強制的に引き離し,白人家庭や施設で育てさせる政策(強制的に白人と結婚させ,混血を促すなどといったことを含む)をとっていたそうです。この時期,約10万人の子どもが強制的に隔離されたとされ,彼らは「盗まれた世代(Stolen Generation)」といわれているとのこと(この問題を描いた映画として『裸足の1500マイル(RABBIT PROOF FENCE)』というのがあります。見ようと思ってまだ見ていない)。これらの行いに対して,現政府が謝罪したというのです。

朝日の記事:
http://www.asahi.com/international/update/0213/TKY200802130289.html

AFP記事:
http://www.afpbb.com/article/politics/2350030/2632284


裸足の1500マイル
裸足の1500マイル
アナンさんの演説が感動的だった件
2003年の9月に国連総会でアナン事務総長が行った演説を読んでレポートを書くという宿題にとりかかっている。
じっくり事務総長の演説文を読むのは初めてだったので,なんだか新鮮。
イラク戦争が始まって約6ヶ月後の演説で,アメリカの横暴を暗に批判しつつも,今後の国際社会における国連の在り方を模索する力強い内容。
現状が抱えている困難を示しながらも,なお聞く人に希望を与えたであろうことが読みとれる。
Excelllencies, you are the United Nations.
と呼びかけたその演説に,国連総会の出席者はスタンディングオベーションで応えたという。

よい演説を読むのって,なかなかいい勉強になるのだな。
しかも,部分とかフレーズじゃなくて,
一つの演説をまるごと読むというのがよかった。
生徒にもやらせてみたい。
特殊なことばはいくつか出てくるけれども,そんなにややこしい文章じゃないから,高3くらいならやれそう。
三島由紀夫と川端康成
勉強の合間の息抜きに読書。ドナルド・キーンの自叙伝。
1968年のノーベル文学賞は二人の作家を殺した、というくだりには驚いた…。

私と20世紀のクロニクル
私と20世紀のクロニクル
ドナルド・キーン
林檎問題
年賀状書きがやっと折り返し地点に。
現在休職中の身にして、元旦に年賀状が間に合わないとは、
許されないことであります。
仕事が忙しいことを、年賀状が遅くなる理由にしてきましたが、
そんなことは問題ではないことを証明してしまいました。
いろいろとぎりぎりまで引き延ばす自分に問題有りです。
ふう。

さて、それでもここんとこの「例年」よりは少し早くとりかかったつもり。
表も裏も基本印刷なのですが、ついついメッセージを5〜6行書き込んでしまうので、しばしば一息入れたくなってしまい、今はほうじ茶を一服しつつこれを書いています。

今回、Macに乗り換えてからはじめての年賀状作り。
Microsoft officeでは宛名印刷はうまくいく感じがしなかったので、
昨日、絵柄のほうの印刷を終えてから、宛名印刷ソフトを買いに有楽町ビックカメラへ。
(遅いってば)
Macの宛名印刷ソフトで、パッケージ売りしているものは、どうも一種類しかないらしい。「宛名職人」というのがそれなのだが、店頭在庫は売り切れの模様。
おー、東京でも手に入らないものがあるのかーと感動しつつ、
店員としゃべってみると、

1.Macの宛名印刷ソフトは、これしかない
2.新バージョンが今回の年賀状商戦(?)に向けて発売の予定だったが、延期に次ぐ延期で、年内発売の目処がたたなくなり現在に至る
3.したがって現在発売されているものは、いわば旧バージョンの残りでしかなく
4.みんなが買いに来るので、日本中の在庫を有楽町に集結させたが、それも昨日で売り切れた

とのこと。

さすが! やってくれるぜ。こういうときは困るんだぜ。
日本語には断然強い一太郎が使えないということが、Macを買うときの悩みだったけど、年賀状書きに困難を抱えることになるとは予想しなかったぜ。
ダウンロード版などを試してもよかったんだけど、どうせ買うなら今後のことを考えて、パッケージ版にしたいなと思ったので(買う金もないのにデスクトップ購入計画だけはある…)今回はMacでの宛名印刷をあきらめる。

帰宅して、息も絶え絶えのWindowsマシンを叩き起こし、どうにか宛名印刷終了。
途中でHDから異音がしたり、フリーズをくりかえしたり、ひやひやしたよ、まったく。

日本全国のIntelMacに惹かれてMacに乗り換えた新ユーザーで、且つ年賀状書きの習慣を止められない人々は、どんなふうに今回のりきってるんでしょうか。
Swords into Plowshares
イニス・クロードという人の言っていることが、目下一番気になっている(国際機構論関連)。国際連盟は「特定の平和」のために作られた組織であった。ドイツを封じ込めて、特定の国を押さえ込むことで、特定の平和を作ろうとした、と指摘。この指摘はそのまま国連の弱点(大国=安保理常任理事国の暴挙については基本的に誰も止められない構造)をつくものでもある。
この視座に立ってみると、現在の「安全保障」を巡る動きなどが、実は「特定の平和」しか眼中に入っていない考え方によるものだ、ととらえることができて、もやもやしていたものがとてもすっきりしてくる。そして「特定の平和」ではない、普遍的な「平和」を作るのは(だいたいそれがどんな状態なのかということを考えることからして)生やさしいことではない(もしかしたら不可能かもとすら思う)。

てなわけで、原典↓にあたっていますが…、
Swords into Plowshares: The Problems and Process of International Organization
Inis L. Claude

例によって歯が立たず…。

ああもう英語苦手や。

図書館で借り続けるのも大変だし、好きなので買ってしまおうかと思ったが、たぶん絶版。アマゾンで調べると、ペーパーバック版は、マーケットプレイスの商品しかでてこないが、ハードカバー版は注文可能なように表示される。しかも804円だと。なんかの間違いだろうな。
Jardins en Automne
恵比寿ガーデンシネマにて「ここに幸あり」を鑑賞。
ガーデンシネマ、毎週水曜は1000円で映画が見られるのですね。
お得だ。

お話は、
突如罷免されたフランスの大臣のおじさんが、
妻にも愛人にも見限られ、無一文になって自分の育った街に帰り、
旧友たちとワインを飲んでバカ騒ぎしたり、若い女性にでれでれしてみたりと、平凡といえば平凡な毎日を過ごす…というもの。
オチのない映画なのに、飽きずに見きってしまった。
荒唐無稽なのはわかっているけれども、なんだか見ていてほっとする映画でした。
今後の自分の生活や生き方にも、やんわりと影響を及ぼしそうです。

なんて言ったらおおげさか。

ミシェル・ピコリがすてきな役を演じているのもみどころ。

本日は、なぜか予告編も充実しており、同時この映画館はチラシパラダイスでもあり、帰り道の掲示板で見つけた写真美術館の上映作品も含めると、7作品も見たい映画が急浮上してきました。
それにしても予告編を見ていてあんなにおもしろいと思ったのははじめてだぞ。

というわけで、今後の鑑賞予定作を以下に。

■やわらかい手 http://www.irina-palm.jp/
Bunkamuraル・シネマにて公開中
平凡な主婦だった女性が、難病を患う孫のために風俗店で働き始める…舞台はロンドン。

■MAGNUM PHOTOS マグナム・フォト 世界を変える写真家たち
http://magnumphotos-movie.net
東京都写真美術館ホールにて公開中。マグナム・フォトのドキュメンタリーです。

■ベティ・ペイジ http://www.bettiepage.jp
12月15日から渋谷シネマライズにて公開予定。

■再会の街で
http://www.sonypictures.jp/movies/reignoverme/index.html
予告編の自動再生を回避したい方はコチラ↓から
http://www.sonypictures.jp/movies/reignoverme/site/site.html
9.11がらみの映画ですが… ニューヨークの景色が見たい、というだけなので、DVD待ってもいいかな… 12月22日から恵比寿ガーデンシネマ、新宿武蔵野館にて公開予定。

■動物、動物たち/ニコラ・フィリベール レトロスペクティブ
http://www.nicolas-movie.jp(←まだトップページしかない)
「ルーブル美術館の秘密」の監督の作品。「動物、動物たち」の舞台はパリ国立自然史博物館。博物館の裏側を見せるドキュメンタリーと言ってしまうと平板な感じですが… 私としてはこれが一番「必見」です。「レトロスペクティブ」のほうは、過去の同監督の作品をまとめて見せる企画ですが、「音のない世界で」と「ぼくの好きな先生」を見ようかなと思います。2008年1月から銀座テアトルシネマにて公開予定。

■ぜんぶ、フィデルのせい http://www.fidel.jp
フィデルっていうのはカストロのこと。1970年代のパリを舞台にした映画。2008年1月下旬より、恵比寿ガーデンシネマほかにて公開予定。

■ダージリン急行
http://www.darjeeling-movie.jp
(↑まだ準備が整っていないみたいで、ここを開けてもFOXのトップにとばされる)
2008年3月からシャンテシネほかで公開予定。父の死をきっかけに疎遠だった3兄弟がインドを鉄道旅行するのだが…

いくつ観に行けるかな…。
マインドマップ
ザ・マインドマップ
ザ・マインドマップ
トニー・ブザン,バリー・ブザン

買うところまでふみきれない本ですが、
近所の図書館で借りて勉強中。

来年度、授業ですこし活用させてもらう予定。

ところで...
図書館の本には帯がついてなかったけれど、
このサンプル写真には帯が...
スゲエ宣伝文句だ。プライドの高い人は手に取れませんね。
野口英世の悲劇
黄熱病の研究をしたことで有名な野口英世。
婚約相手の家から留学に際して援助を受けながら、アメリカ渡航後に婚約を破棄してアメリカ人女性と結婚するなど、いかにも天才肌な振る舞いをしている人物だったりもするのだが。

まあ、それはよいとして。

彼は非常に優秀な研究者で、アメリカに渡った後、ロックフェラー研究所で梅毒やヘビ毒の研究ですぐれた業績を残している。
当時は、コッホの結核菌の発見をきっかけに、細菌学が盛んなだった時代。
病床から微生物をみつけだし、濾過して、その菌を純粋培養して菌株を作る。それを動物に移植して、同じような病理現象が起これば、病気の原因を特定したことになる、という方法で、細菌がどんどん発見された時代だった。ペスト菌、赤痢菌、コレラ菌、チフス菌など。

野口は梅毒やヘビ毒といった地味な研究成果に満足せず、細菌を発見して一旗あげたいと思ったようだ。コッホの細菌学研究のスタイルに沿って、黄熱病の研究を重ね、菌株を培養、野口ワクチンも作った。しかし当の本人が黄熱病に倒れて死亡。彼は黄熱病の病原をとらえようとしていたが、実際には他の病原の再発見をしていたにすぎなかったのではないかといわれている。

彼は、コッホ以来の細菌学のパラダイムで、黄熱病の病原菌をとらえようとしていた。しかし、黄熱病は実際にはウィルスによる病気。細菌は自己増殖するが、ウィルスは寄生した他の細胞に内蔵されていく。細菌とウィルスはまったく違う性質のものであり、細菌をとり出すような濾過の方法では、ウィルスそのものはいくらやってもとらえられない。

パラダイム転換によって、はじめてとらえられる現象がある。見えてくる世界がある。逆にいえば、ひとつのパラダイムにしばられているうちは、どうがんばったって発見できないことがある。

自然科学の世界では、とらえようとする現象に対してパラダイムが間違っていれば、答えを間違えたり、結果がでなかったりするから、その間違いがいずれわかる。でも、社会や身近な組織を見る場合、パラダイム設定の間違いに気づかないことがある。というか気づかない場合が多い。

パラダイムについて自覚的になる。反省する。その訓練。
それが今の自分に必要なこと。
木之下晃
音楽家のオフステージ
音楽家のオフステージ
木之下 晃

絶版かなあ。ほしいなあ。
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